ピアノ教室を開いて23年が経ちます。
生徒第一号は娘の保育園友だちでした。
保育園のお迎えの時に娘といっしょに連れて帰りレッスンしたのが
始まりです。その子も今では立派な社会人。とてもなつかしいです。
ピアノを教えることは大変なことです。週に一度とはいえ、長い子は
10年以上通いますから、学校の先生以上のおつきあいです。

でも、一番大変なのは、やはり、本人であり親御さんだと思います。
ピアノを続けることがどんなに大変なことか…
特に最近では、さまざまな習い事や塾が低年齢化しており、


早い時期から取捨選択することを迫られ、 ゆっくりひとつの事に取り組むことが困難な状況になっているようです。

しかし、ピアノをはじめ、頭ではなく身につける芸事は、とてもゆっくり上達するものです。
一度の練習で上手にできたらこんな簡単なことはありません。

ピアノが上手で心底楽しめる人は、みな、続けてきた人です。どんなことがあってもとりあえず続け るひとつの覚悟が、将来のエンジョイピアノライフ を約束します。

現在、私の教室に通ってきている生徒さんの親御さんはここのところを大変理解していただいています。
ありがたいです。


何でも簡単に手にはいる時代だからこそ、
すぐには手に入らないものに価値が生まれ
生きる力につながっていくのです。

ゆっくり穏やかに
でも、手を抜かずていねいに

が私のモットーです。


ジャヤティラカ 順子 井上


ジャヤティラカ 順子 井上

東京音楽大学附属高校を経て、東京音大ピアノ専攻卒。
ピアノを平奎子、浅野義明、和声を池辺晋一郎、浦田健次郎、声楽を春平紀美に師事。
在学中、松村禎三、池野成の作曲ゼミに参加。
芸術学士取得。
卒業後、一年間ヤマハ音楽教室ピアノ講師を経て結婚。
3人の子供を育てな がら1991年よりピアノ教室を開く。
2003年、夢旅人コンサートvol.2にヴァイオリニスト阿部雪恵の伴奏者として出演。
2004年、池袋カフェボナフェにて『冬のソナタの夕べ』コンサートを開催。好評を博す。
2010年、2011年と自由学園明日館にてNPO法人きずなの会契約者の集いコンサートに出演。
指導歴23年、現在まで教えた生徒は、3才から80才まで120人を越える。
全日本ピアノ指導者協会指導会員。


NPO法人きずなの会【契約者の集い】2011秋


2011年9月14日(水)西池袋の明日館にて契約者の集いを開催いたしました。

今回は【初秋の夜のコンサート-ピアノと歌とおしゃべりと-】と題しましていつもお世話になっております、名城法律事務所の野本先生を歌手として、ピアニストの井上先生をお迎えして、会員の皆様と楽しく秋の夜のひと時を過ごしました。
片思いから結婚までの過程を歌7曲、ピアノソロ5曲で表現して頂き、最後は、全員で『見上げてごらん夜の星を』を歌い90分間のコンサートを終了いたしました。皆様、普段は聴く事が出来ない野本先生の歌声に驚かれたご様子でした。



コンサートの後のお食事では、参加者全員で自己紹介を致しました。きずなの会の集いは、他の会員様同士がお会いすることが出来る数少ない場でございます。皆様、普段会えない方々とお酒を飲みながら楽しく会話をされていたご様子でした。

最近、「ホンマでっか!?TV」に出演されている脳科学者の澤口俊之先生が、習い事の質問でこのように、おっしゃっていました。
「1番習い事としていいのはピアノです。指を動かす、先を読む、暗記する。全て脳の働きを高める。ピアノを習っている子は頭がいい。さらに、ピアノを習うとキレにくくなる」
また、アインシュタイン・ファクターという本の中では、「初見で楽譜を読む訓練や絶対音感がつく訓練によって、IQ が永続的に10ポイント上げられる」と書かれています。

ピアノを弾く過程分解図
ピアノ図

ピアノを演奏するということは、
① 楽譜を目で見て
② 脳がその情報を理解して身体各部に指令を出し
③ 指をコントロールしてピアノを弾き
④ イメージどおりの音になっているか耳で確かめつつ、目は次の音符を追いかける
この4つの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。

ピアノを弾くと、頭がよくなると言われているその理由は・・・。

脳トレーニングなんです。
ピアノが上手な子の脳はワーキングメモリーと呼ばれている能力が発達し、
演奏時に両手をコントロールするので、脳全体が活性化するそうです。

発表会のすすめ


井上ピアノ教室では、毎年、7月中旬に発表会を開いております。
生徒たちは、毎週一回のレッスンを積み重ね、一年経つと見事に上達しています。
その成果を披露するため、舞台に立ちます。
たった一人でステージに立ち、人前で演奏を披露すること。
これは、何ヶ月も前に曲を決め、発表会当日に間に合うよう、多忙な日常生活をうまくやりくりしながら準備をすすめていく…ということです。

お子さまの教育のために


どんな小さな子どもでも、発表会に出ることは大変なことです。
それだけに、さまざまな力を養う貴重な体験になります。

♪ 一つの事を最後までやり遂げる力
♪ 自分の持っている力を最大限引き出す力
♪ 本番に間に合わせるための時間配分を考える力
♪ 人前で発表する力

また、深く取り組むことで、普段のレッスンでは味わえない音楽の良さ、素晴らしさを発見する機会に もなります。

発表会体験は、のちの学業や仕事にも必ず役に立つでしょう。ぜひ、参加をおすすめします。


コミュニケーションの場として


年々、演奏後の花束贈呈が増えてきています。
ご両親から、祖父母から、兄弟姉妹から、従兄弟から、お孫さんから、友人から…
招待されたことのお礼として、舞台に立つまで努力してきたことのねぎらいとして、華やかなステージを彩る演出として、 さまざまです。
毎年、親しい人との深いつながりを垣間見ることができ、心暖まります。
音楽は人と人とを結ぶ素晴らしいもの。
ぜひ、発表会参加をおすすめします。

発表会の思い出

井上ピアノ教室では1998年より、毎年発表会を開いてきました。 振り返ってみます。

第1回~第3回 (1998年〜2000年)


会場

同仁キリスト教会礼拝堂(文京区目白台)

第1回~3回の発表会

第1回~3回の発表会

はじめての発表会は文京区目白台にある
同仁キリスト教会礼拝堂で行いました。
講師2人の生徒さんによるアットホームな会になりました。

第4回~第6回(2000年〜2004年)


会場

新宿文化センター小ホール(新宿)

第4回~6回の発表会

第4回~6回の発表会

4回目からは新宿文化センター小ホールで発表会を行いました。
スポットライトを浴びたステージでの演奏にちょっと緊張しましたが、客席は真っ暗だったので、案外弾きやすかったかもしれません。
5回目から3名の講師の合同発表会となり、賑やかになってきました。

第7回〜第16回(2005年〜2014年)


会場

自由学園明日館講堂(目白・池袋)

第7回〜第15回(2013年)の発表会 第7回〜第15回(2013年)の発表会

第7回〜第15回(2013年)の発表会

7回目から現在に至るまで、目白にある自由学園明日館で発表会を行っています。 この建物は、帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトによるもので、国の重要文化財に指定されています。 広々とした芝生と外国を思わせる静かな佇まいは、毎年はじめて発表会に訪れる皆様に大変喜ばれています。2015年度より2年間、耐震工事のため他での発表会となります。12回より講師が1人増え、先生4名による合同発表会となりました。 第15回発表会では、休憩前に『花は咲く』を朗読後、会場の皆様にも参加していただき大合唱しました。

第17回(2015年)


会場

トモノホール(牛込柳町)

第17回(2015年)の発表会 第17回(2015年)の発表会

トモノホール(牛込柳町)

池袋にある自由学園明日館が耐震工事中で使えないため、牛込柳町にあるトモノホールをお借りして発表会を開きました。
日本を代表する真珠店、ミキモトパール前社長のご自宅3階にある小ホールです。
先代の社長夫人はピアニストで御木本メソッド(ピアニストの指を強化するトレーニング)を開発した業界では有名な先生です。

第18回(2016年)


会場

新宿文化センター小ホール(新宿)

第18回(2016年)の発表会

第18回(2016年)の発表会

12年ぶりに新宿文化センター小ホールで発表会を行いました。
さすがに12年前とは、顔ぶれがガラッと変わりました。
最近の傾向として、ピアノ男子、大人のピアノマニア(新規組と返り咲き組)が増えていることに隔世の感を感じます。
ピアノは老若男女問わず生涯楽しめるものですので、少年少女の若い時代にぜひ種をまいて耕してほしいものです。